3人おじさん日記・・・ファイナル。 (記:勝俣 美秋)

本番に入り、すっかり日記を忘れており・・・、
本番が終わりすぐに、所用で福井に向かい、数日間滞在しており・・・、
そして先日、劇団の会議があり・・・、
劇団員の内田より、「日記あのままでいいんですか?勝俣さん忘れてますよ。」と厳しい突っ込みが入り、「あっ!」と思いだし・・・、

・・・遅ればせながら、3人おじさん日記ファイナル!!って、時間が、がっつりあいてしまい、申し訳ございません。

今回も作品を創る段階で、いろいろと挑戦をさせていただきました。
僕、個人としても、劇団としても。

もちろん客演さんや、スタッフさんのお力添えがあってのことですが!!
今回の作品に携わってくれた皆さま一人ひとりに深く感謝します。


舞台美術の小林奈月さん。
松羽目の背景を作ってくれました。

↓↓↓↓


1219-2.jpg こんなセットの中で芝居ができるのかと、わくわくしながら仕込みをしたことを思い出す。


しかし・・・・幕が開いてしまえば、あっという間に本番は終わってしまう・・・。


↓↓↓これは、ばらしの様子。舞台監督の金安君がばらしを始めた図。

1219-3.jpg
そして、この材料などは、廃棄になってしまうのだ。
実に悲しいが、保管する場所もなく、使い回しができるわけでもなく・・・廃棄になってしまうのだ。


どんどんとばらしが進んで、セットがなくなり、照明機材がなくなり、音響機材もなくなり、客席の椅子もまとめられ、劇場はもとの状態にもどされる。そこで僕たちの芝居が上演されていた事などはなかったかのような空々しい空間になる。

一つ芝居を創るという経験は、一つの人生を生きるという事だ。
どんなに面白い芝居でも、どんなにつまらない芝居でも、どんなにお客様が入っていてもお客様が一人でも、言い訳無用の世界の幕は上がりそして幕は下りる。

幕が上がったら、どんな状況でもその場を必死で生きるしかない。
必然で積み上げられた中の偶然を生きる一回性の生を生きるしかない。
そして時が来ればそれは終わる。

しかし、空々しい空間とお別れする時は終わりではない。
終わりではあるが、始まりだ。次に向けいろいろなものが動き出す瞬間だ。
何もない空間とお別れするときは、なんだか背中を押されているような気がする。


という事で、皆さまのお陰様をもちまして、劇団わらく11月公演「3人おじさん」、無事に終える事ができました。ありがとうございます!

「3人おじさん」の幕は下りましたが、劇団わらくは、次なる挑戦に向かっています。

次なる挑戦はどうなる事やら。
まだ出会わぬ台本や、キャストや、舞台美術や、音響や、照明やを思いながら・・・。

「3人おじさん日記」、幕。

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